仁王門

平成27年11月から続いていた保存修理ですが、仁王門を覆っていた蓋いが外されました。

久しぶりの仁王門は、以前と変わらず威風堂々たるお姿を我々に示してくれています。

花の季節に向けて一足早くお披露目です。


いよいよ春本番の季節になりつつありますが、今年は気温が低いので開花が遅れているようです。去年のこの時期咲いていた枝垂桜がまだ咲いていません。

しかし一箇所だけ、南向きの瓦と瓦の間に垂れている枝に、桜の花が咲いているのを見つけました。この場所だけ暖かかったのでしょう。

ちゃんと咲いてくれますので、もう少し待ちたいと思います。


昨年の3月に長谷寺の観音さまの法灯をお分けして、石山寺の開白法要を経て、一番札所より徒歩巡礼を進めてきました。

そして、その法灯が長谷寺まで回ってきましたので、我々も一助となるべく次の九番札所である興福寺南円堂までお見送りをいたします。

この動画は七番札所岡寺より来た法灯を観音さまにお供えし、その歓迎と感謝、そして旅の道中安全と法灯リレーに携わった方々の息災を祈る法要です。

慰霊の鐘

本日3月11日、14:30から観音さまの御前で東日本大震災追悼七回忌法要をおこないました。

内舞台を解放し、多くの方が参列、震災の起こった14:46には慰霊の鐘を突いて皆様と黙祷を捧げました。

この鐘は別名「未来が鐘(みらいがかね)」ともいい、野慈(やし)という信心深い男が「出世したらば響きの良い鐘を奉納しましょう」と誓願をたて、観音さまに参りしました。しばらくすると霊験現れその誓願を果たしたという話があり、この鐘の音を聞くものは皆、西方浄土に赴くとあります。

「一音の及ぶところ、千界限らず、抜苦与楽、あまねく皆平等なり」となることを切に願うばかりです。


初瀬地域情報

Infromation from...

ページトップに戻る