長谷寺便り

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各所で猛威を振るった台風21号ですが、多くの犠牲者と被害が出ました。まずもってお亡くなりになれた方のご冥福を祈りいたします。

奈良県内でも文化財への被害が出ているようですが、長谷寺は山内全域の倒木と強風によって捲れた数枚の瓦と、檜皮が確認でき、現在も状況確認中です。

しかし、比較的軽微な被害に留まり、参拝の方々は通常通り入山できますので、お知らせいたします。

TAC出版より発売の「おとな旅プレミアム奈良大和路」に長谷寺(P128)が紹介されています。奈良の食べ物とお土産物がオシャレに紹介されておりますので、ぜひご一読。

新潮社より発売の「芸術新潮」に紀貫之が長谷寺で詠んだ歌(P36)と国宝銅板法華説草図(P128)が紹介されています。
 百人一首などで有名な「人はいさ心も知らず故郷は花ぞ昔の香ににほいける」という歌はこの長谷寺で読まれたと言います。貫之が幼少の頃過ごしたこの地に、叔父の雲井坊浄真を訪ね来た時に詠んだ歌です。雲井坊とは建物の事で、現在は月輪院の辺りと聞いています。往時に咲いていたであろう梅は幾世代か後でありますが、香りは一千年前を偲ばせています。
 また、銅板法華説草図(千仏多宝仏塔)の解説もあり、奈良時代の息吹を感じていただく事の出来る、紹介文となっています。

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